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gastrula

原腸胚
名詞
複数形: gastrulae

gastrulaは、胚発生における非常に重要な転換点を示す用語です。単なる細胞の塊であったblastula(胞胚)から、細胞が内部に陥入することで、多層構造を持つ複雑な形態へと変化する過程を指します。この段階で、将来的に内胚葉、中胚葉、外胚葉となる3つの胚葉が決定されるため、生物の基本設計図が作られる決定的な時期であると言えます。

発生学的な意義とプロセス

原腸胚の形成過程で起こる陥入という現象は、単なる形状の変化ではなく、細胞の再配置を伴うダイナミックな動きです。これにより、消化管の原型となる原腸が形成されます。このプロセスが正しく行われないと、器官の形成に重大な欠陥が生じるため、生物学的な視点からは極めて精密な制御が行われている段階として扱われます。

用語の使い分けと注意点

専門的な文脈では、gastrulation(原腸形成)という動詞的なプロセスと、gastrula(原腸胚)という名詞的な状態を明確に区別して使用します。また、動物の種類によって原腸胚の形態や形成方法は異なりますが、共通して層構造の形成という本質的な目的を持っている点が重要です。

意味

名詞原腸胚

ほとんどの動物における胚発生の初期段階で、2層または3層の細胞層からなる中空の球状構造が形成される状態のこと

The gastrula stage is critical for the establishment of the primary germ layers.

原腸胚の段階は、一次胚葉が形成されるために極めて重要である。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error