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polycrystal

多結晶体
名詞
複数形: polycrystals

polycrystalは、単一の結晶構造を持つsingle crystal(単結晶)とは対照的に、小さな結晶粒が不規則な方向で集まって構成されている状態を指します。材料科学や地質学などの専門的な文脈で用いられ、結晶の境界である結晶粒界が存在するため、単結晶とは異なる物理的・化学的特性を持つことが一般的です。

単結晶との構造的な違い

単結晶が全体として一つの連続した格子構造を持つのに対し、多結晶体は多くの小さな結晶(結晶粒)が異なる方位を向いて結合しています。このため、電気伝導性や機械的強度などの特性が方向に依存しない等方性を示す傾向があります。例えば、半導体ウェハーなどの極めて高い純度と均一性が求められる分野ではsingle crystalが好まれますが、一般的な金属材料の多くはpolycrystalの構造をしています。

実用的な文脈での使い分け

学術的な論文や技術報告書では、材料の微細構造を記述する際にこの用語が頻繁に登場します。特に、結晶粒の大きさが材料の強度に影響を与えるホール・ペッチの法則などの議論において、polycrystalという概念は不可欠です。日常会話で使われることは稀ですが、工学的な設計や材料選定の文脈では、その材料が単結晶であるか多結晶体であるかが性能を決定づける重要な要素となります。

意味

名詞多結晶体

大きさや方向が異なる多くの小さな結晶が互いに結合して構成されている固体材料のこと

The sample was identified as a polycrystal rather than a single crystal.

その試料は単結晶ではなく多結晶体であると特定された。

関連語

Last Updated: July 7, 2026Report an Error