nuclear power
nuclear powerは、文脈によってエネルギー源としての原子力と軍事的な核戦力という二つの大きく異なる意味で使い分けられます。一般的にエネルギーや発電について語る際は、クリーンエネルギーや電力供給の文脈で用いられますが、政治や外交の文脈では、国家の抑止力や兵器としての能力を指すことが多くなります。
エネルギーと軍事力の使い分け
発電などの文脈では、nuclear energyとほぼ同義で使われ、持続可能なエネルギー源としての側面が強調されます。一方で、軍事的な文脈ではnuclear weaponsやnuclear capabilityに近い意味を持ち、国家が持つ破壊的な力や政治的な影響力を指します。例えば、nuclear power plantと言えば原子力発電所という施設を指しますが、a nuclear power(名詞として単数扱い)と言うと核保有国という国家の地位を指すことになります。
混同しやすい表現
日本語ではどちらも核や原子力という言葉で表現されるため混同しがちですが、英語ではその目的が発電(power generation)なのか軍事的な力(military power)なのかによって、周囲に添えられる単語や文脈が明確に異なります。特に、ある国を a nuclear power と呼ぶ場合は、エネルギー生産能力ではなく、核兵器を保有しているという軍事的なステータスを指している点に注意してください。
意味
核分裂または核融合の際に放出されるエネルギーであり、特に発電に利用されること
The government is investing heavily in nuclear power to reduce carbon emissions.
政府は炭素排出量を削減するため、原子力に多額の投資を行っている。
軍事的または政治的な影響力を行使する手段として、国家が核兵器を製造し使用できる能力
The treaty aims to prevent the proliferation of nuclear power among unstable regimes.
その条約は、不安定な政権の間で核戦力が拡散することを防ぐことを目的としている。