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drypoint

ドライポイント / ドライポイント版画
名詞
複数形: drypoints

drypointは、化学薬品を使わずに物理的な力で版を刻む技法です。鋭い針などで金属板を直接ひっかく際、溝の脇に盛り上がるバリと呼ばれる金属のささくれが生じます。このバリがインクを保持するため、刷り上がった線はエッチングのような鋭い線ではなく、にじみのある柔らかく、ベルベットのような独特の質感を持ちます。

エッチングとの違い

etchingが酸を用いて金属を腐食させて溝を作るのに対し、drypointは物理的に刻むため、より直接的で即興的な表現が可能です。しかし、バリは印刷の圧力で次第に潰れてしまうため、etchingに比べて刷り出せる枚数が非常に少ないという特徴があります。

表現上の特徴

線の太さや濃淡を、針を押し付ける強さで自在にコントロールできます。
繊細な線と、バリによる深い黒のコントラストを共存させることができます。
修正が困難なため、熟練した技術と計画的な線描きが求められます。

意味

名詞ドライポイント

硬い針や道具を用いて銅板や亜鉛板に直接画像を刻み、インクを保持するバリを作る凹版版画の技法であること

The artist used drypoint to achieve a soft, velvety line in the etching.

その芸術家は、エッチングにおいて柔らかくベルベットのような線を出すためにドライポイントを用いた。

名詞ドライポイント版画

ドライポイントの技法を用いて制作された版画

The gallery exhibited a series of drypoint works from the early twentieth century.

ギャラリーでは、二十世紀初頭のドライポイント作品のシリーズが展示されていた。

関連語

Last Updated: July 7, 2026Report an Error