cozen
cozenは、単に嘘をつくということではなく、巧妙な手口や甘い言葉、あるいは計算された計画を用いて相手を懐柔し、結果的にだますというニュアンスを持つ言葉です。現代の日常会話ではあまり使われない古風で文学的な響きがあり、知的な狡猾さや、相手の信頼を悪用して罠にかけるという陰険な側面が強調されます。
類義語との使い分けtrickやdeceiveが一般的なだますを意味するのに対し、cozenはより計画的で、相手をじわじわと誘導して欺くプロセスに焦点が当たります。また、cheatが金銭的な詐欺やルール違反に重点を置くのに対し、cozenは相手の心理的な隙を突くという精神的な操作のニュアンスが強い傾向にあります。deceiveは事実を隠したり嘘をついたりして、相手に誤ったことを信じ込ませる際に使われる最も一般的な表現です。一方でcozenは、巧みな懐柔策を用いて相手を巧妙に罠にかけるという、より限定的で古風な文脈で用いられます。
注意すべき点
この単語は非常に稀にしか使われないため、ビジネスや日常的なやり取りで使うと不自然に聞こえる場合があります。現代的な文脈でだますと言いたい場合は、trickやscam(特に金銭的な詐欺の場合)を使うのが適切です。
不自然な例:He cozened me into buying this.(日常会話としては古風すぎます)
自然な例:He tricked me into buying this.
文法的には他動詞として機能し、cozen someone into doing something(人をだまして〜させる)という形でよく用いられます。
意味
巧みな懐柔や詐欺的な計画を用いて、人を欺いたり、罠にかけたりすること
The cunning salesman tried to cozen the elderly woman into buying a useless gadget.
ずる賢い販売員は、使い道のないガジェットを買わせようと、その高齢の女性をだまそうとした。