cognitivism
cognitivismは、人間が情報をどのように処理し、記憶し、理解するかという内部的な精神プロセスに焦点を当てた考え方です。心理学の文脈では、単なる刺激と反応の連鎖ではなく、脳内での情報処理プロセスを重視します。一方、哲学や倫理学の文脈では、道徳的な判断が客観的な事実に基づいた真偽の判定可能であるとする立場を指します。
心理学と哲学における視点の違い
心理学におけるcognitivismは、behaviorism(行動主義)への対抗軸として発展しました。行動主義が観察可能な行動のみを重視したのに対し、cognitivismは記憶や注意、言語処理といった目に見えない心の働きを科学的に分析しようとします。
対して哲学的なcognitivismは、価値判断が単なる感情の吐露ではなく、ある種の知識や事実に基づいた主張であると捉えます。これは、感情的な反応を重視するnon-cognitivism(非認知主義)と対照的な概念です。
学習と適用のポイント
この用語を使用する際は、それが心理学的なアプローチを指しているのか、あるいは倫理学的な理論を指しているのかという文脈を明確に区別することが重要です。
心理学的な文脈:学習者が情報をどのように構造化し、既存の知識と結びつけるかというプロセスに注目します。
倫理学的な文脈:ある行為が正しいか間違っているかという判断が、客観的な真理に基づいているかという点に注目します。
意味
思考、記憶、知覚などの心の精神的プロセスを、行動の主要な原動力として重視する心理学理論のこと
The shift toward cognitivism in the mid-twentieth century moved psychology away from the strict stimulus-response models of behaviorism.
二十世紀半ばの認知主義への移行により、心理学は行動主義の厳格な刺激反応モデルから離れた。
道徳的判断や信念は認知的であり、つまり真か偽かであると主張する、倫理学および認識論における哲学的な立場のこと
Moral cognitivism argues that when we say something is wrong, we are making a factual claim about the world that is subject to truth-value.
道徳的認知主義は、あることが間違っていると言うとき、私たちは世界について真偽が判定可能な事実に基づいた主張をしているのだと論じている。