cloy
cloyは、単に飽きるということではなく、もともとは心地よいと感じていた甘さや濃厚さ、あるいは過剰な親切心や感傷的な表現などが、度を越してしつこいと感じられ、結果として不快感や吐き気を伴うような感覚に陥る様子を指します。物理的な味覚だけでなく、感情的な表現や態度に対しても使われるのが特徴です。
感覚的な過剰さと不快感
この単語は、量や強度が過剰であることが前提となります。例えば、非常に甘いケーキを一口目は美味しいと感じても、食べ続けるうちにその甘さが強すぎて気分が悪くなる状態がまさにcloyです。また、映画や音楽において、あまりに感情に訴えかける演出が過剰で、かえって冷めてしまうような状況(感傷的すぎて飽きさせる)にも用いられます。
類義語との使い分け
satiate:これは十分に満たされるという中立的な意味が強く、必要量を満たして満足した状態を指します。一方でcloyは、満たされるレベルを超えて不快になるというネガティブなニュアンスが含まれます。
tire:単に疲れるや飽きることを意味しますが、cloyのように濃厚さや甘さによる不快感という特定の感覚は伴いません。
意味
過剰な甘さや濃厚さ、または感傷的な表現によって、人を不快にさせたり、気分を悪くさせたりすること
The overly sweet frosting began to cloy after only two bites.
甘すぎるフロスティングは、たった二口で飽き飽きし始めた。
心地よいものが過剰にあることで、不快に感じられたり、うんざりしたりすること
The fragrance of the lilies was lovely at first, but it soon began to cloy.
ユリの香りは最初は素敵だったが、すぐにしつこく感じられ始めた。