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adherens junction

接着接合
名詞
複数形: adherens junctions

adherens junctionは、細胞同士を物理的に繋ぎ止めるための特殊な構造であり、特に上皮組織において重要な役割を果たしています。この接合部は、細胞膜を貫通するカドヘリンというタンパク質を介して隣接する細胞同士を結合させ、さらに細胞内部のアクチンフィラメント(細胞骨格)と連結している点が特徴です。これにより、組織全体に強い機械的な強度と安定性がもたらされます。

タイトジャンクションとの機能的な違い

よく混同されるtight junction(密着接合)との最大の違いは、その目的です。tight junctionが細胞間の隙間を塞いで物質の漏出を防ぐシールのような役割を担うのに対し、adherens junctionは細胞同士をしっかりと固定するアンカーのような役割を果たします。つまり、前者がバリア機能に特化しているのに対し、後者は物理的な結合力と構造的な維持に特化しています。

デスモソームとの構造的な対比

同じく細胞を強固に結合させるdesmosome(デスモソーム)とも似ていますが、連結する細胞骨格の種類が異なります。adherens junctionがアクチンフィラメントと結合するのに対し、desmosomeは中間径フィラメントと結合します。このため、adherens junctionは細胞の形態変化や組織のダイナミックな動きに関与しやすく、desmosomeはより強い機械的ストレスに耐えるための強固な固定に適しています。

意味

名詞接着接合

上皮組織や内皮組織において、カドヘリンタンパク質を介して隣接する細胞のアクチン細胞骨格を固定する細胞間接合

The adherens junction provides mechanical stability to the tissue by linking the internal skeletons of neighboring cells.

接着接合は、隣接する細胞の内部骨格を連結させることで、組織に機械的な安定性をもたらす。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error