catenin
カテニン
名詞
複数形: catenins
cateninは、細胞同士を繋ぎ止めるカドヘリンと、細胞の形を維持するアクチン細胞骨格を橋渡しするタンパク質です。これにより、細胞間の物理的な結合が強化されるだけでなく、細胞外からの刺激を核へと伝えるシグナル伝達のスイッチとしても機能します。
生物学的機能と重要性
特にベータカテニンは、細胞接着という構造的な役割と、遺伝子発現を制御する転写共役因子としての役割という、二つの異なる顔を持っています。細胞接着が不安定になると、細胞質内のベータカテニンが増加し、それが核へ移行することで特定の遺伝子が活性化されます。このメカニズムは、胚発生や組織の再生において極めて重要な役割を果たしています。
医学的文脈における意義
臨床的な文脈では、特にがん研究において頻繁に登場します。例えば、cateninの機能不全や過剰発現は、細胞間の接着力を弱めてがん細胞の浸潤や転移を促進させたり、異常な細胞増殖を引き起こしたりすることが知られています。そのため、多くの腫瘍マーカーや治療標的としての研究対象となっています。
意味
名詞カテニン
カドヘリンをアクチン細胞骨格に結びつけるタンパク質ファミリーであり、細胞間接着や細胞内シグナル伝達経路において重要な役割を果たすこと
The expression of beta-catenin is often upregulated in certain types of colorectal cancer.
特定の種類の大腸がんでは、ベータカテニンの発現がしばしば上昇している。
関連語
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