wilt
wiltは、もともと植物が水分を失ってしおれる様子を表す言葉ですが、そこから転じて人間が精神的な打撃を受け、自信や意欲を失う様子を表現する際にも使われます。物理的な衰えと精神的な衰えの両方をカバーする単語であり、どちらの場合もかつてあった張りや活力が失われていくプロセスに焦点が当てられています。
物理的表現と比喩的表現の使い分け
植物に対して使う場合は、単に枯れる(die)のではなく、水分不足などで茎や葉がぐったりと垂れ下がる状態を指します。一方で、人間に対して使う場合は、強い圧力や絶望感によって、心身ともに疲れ果てて気力を失う様子を意味します。例えば、厳しい批判を受けて自信をなくした状態や、過酷な状況で情熱が消えかかっている状態などがこれに当たります。
類義語とのニュアンスの違い
精神的な文脈において、wiltはfadeやcollapseと似ていますが、異なるニュアンスがあります。
fadeは、徐々に色が薄くなったり、記憶や感情がゆっくりと消えていく様子を指します。
collapseは、突然に崩れ落ちるという急激な変化を強調します。
wiltは、圧力に耐えきれず、ゆっくりと、しかし確実に活力を失い、しおれていくという過程に重点が置かれています。
意味
水不足や熱、病気によって、植物がしおれて垂れ下がること
The flowers began to wilt in the scorching afternoon sun.
焼けつくような午後の日差しの中で、花がしおれ始めた。
圧力やストレスによって、エネルギーや自信、熱意を失うこと
The athlete started to wilt during the final lap of the race.
その選手はレースの最終ラップで、次第に気力を失い始めた。
熱や化学物質を加えることで、植物をしおれさせ、垂れ下がらせること
Excessive salt in the soil will wilt the young seedlings.
土壌に塩分が多すぎると、若い苗をしおれさせてしまう。