tonoplast
液胞膜
名詞
複数形: tonoplasts
tonoplastは、植物細胞の大きな特徴である中央液胞を包み込む単層の膜を指します。この膜は単なる境界線ではなく、細胞質と液胞内部の間で物質の輸送を厳密に制御する高度な選択的透過性を備えています。これにより、細胞は老廃物の隔離や栄養素の貯蔵、そして細胞全体の形状を維持するための膨圧管理を行うことができます。
生物学的機能と重要性
液胞膜の最も重要な役割は、プロトンポンプなどの輸送体を用いて液胞内部を酸性に保ち、濃度勾配を作り出すことです。この仕組みによって、イオンや水、タンパク質などの分子が能動的に輸送されます。例えば、細胞内の浸透圧を調節して植物が直立するための膨圧を維持するプロセスにおいて、液胞膜の機能は不可欠です。
用語の使い分け
植物細胞の膜系を議論する際、plasma membrane(細胞膜)と混同しないよう注意が必要です。plasma membraneが細胞全体を外部から隔てる外膜であるのに対し、tonoplastは細胞内部にある液胞という特定のオルガネラを囲む内膜です。どちらも脂質二重層で構成されていますが、含まれるタンパク質や輸送体の種類が異なり、それぞれが異なる生理的役割を担っています。
意味
名詞液胞膜
植物細胞の中央液胞を囲む膜であり、液胞へのイオンや分子の出入りを調節すること
The tonoplast maintains the turgor pressure of the cell by controlling solute concentrations.
液胞膜は、溶質の濃度を制御することで細胞の膨圧を維持している。
関連語
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