lysosome
リソソーム
名詞
複数形: lysosomes
細胞内の掃除屋としての役割を持つ細胞小器官であり、主に加水分解酵素を含んでいることが特徴です。細胞内の不要な物質や、外部から取り込まれた細菌などを分解・消化することで、細胞内の環境を清潔に保つ重要な機能を担っています。
生物学的役割とメカニズムlysosomeは、細胞内の廃棄物処理システムとして機能します。例えば、古くなった細胞小器官を分解して再利用したり、白血球が細菌を飲み込んだ際にそれを分解したりします。もしこの機能が正常に働かず、酵素が細胞質に漏れ出したり、分解産物が蓄積したりすると、細胞に深刻なダメージを与えたり、特定の疾患(リソソーム蓄積症など)の原因となったりします。
用語の使い分けと注意点
日本語では単にリソソームとカタカナで表記されますが、英語のlysosomeはギリシャ語のlyso(分解する)とsoma(体)に由来しています。そのため、単なる袋ではなく、分解を行う場所という動的な意味合いが含まれています。
また、似た概念にperoxisome(ペルキシソーム)がありますが、これらは明確に区別されます。lysosomeが主に消化酵素による分解を担うのに対し、peroxisomeは過酸化水素を利用した酸化反応を主に行います。学習の際は、どちらがどの化学反応を主導しているかに注目してください。
意味
名詞リソソーム
廃棄物、細胞の破片、および外来物質を分解する消化酵素を含む、膜に包まれた細胞小器官
The lysosome functions as the waste disposal system of the cell.
リソソームは細胞内の廃棄物処理システムとして機能する。