concurrency
concurrencyは、複数の事象が同時に、あるいは重なり合って起こっている状態を指します。日本語では文脈によって並行性や一致と訳し分けられますが、根本にあるのは時間的な重なりという概念です。
技術的な文脈における並行性
コンピューターサイエンスやITの分野では、主にconcurrencyを並行性と訳します。これは、複数のタスクが完全に同時に実行されている必要はなく、あたかも同時に進行しているかのように処理される状態を指します。例えば、一つのCPUが高速にタスクを切り替えて処理する場合も、概念としてはconcurrencyに当たります。
concurrent users: 同時接続ユーザー数
concurrency control: 並行制御(データベースなどでデータの一貫性を保つための仕組み)
一般的・法的な文脈における一致
日常会話や法律、政治などの文脈では、意見や出来事が一致することや、複数の刑期などが同時に執行されることを意味します。単なる偶然の一致ではなく、複数の要素が同じタイミングで重なり合っているというニュアンスが強い言葉です。
concurrency of opinions: 意見の一致
concurrent sentences: 並行刑(複数の刑期を同時に執行すること)
類義語との違いparallelism(並列性)と混同されやすいですが、これらは明確に区別されます。parallelismは物理的に完全に同時に処理が行われる状態を指すのに対し、concurrencyは管理上の同時進行というより広い概念を指します。日本語ではどちらも並行や並列と訳されることが多いため、英語ではこの区別が非常に重要になります。
Uncountable when referring to the general concept of simultaneous existence. Countable when referring to specific instances of overlapping events or technical concurrency levels.
意味
二つ以上の出来事やプロセスが同時に発生している状態
The concurrency of the two software tasks caused a system crash.
二つのソフトウェアタスクの並行性により、システムクラッシュが発生した。
意見や行動が一致すること、または同時に起こること
The concurrency of the board members' views led to a quick decision.
理事たちの意見の一致により、迅速な決定が下された。