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thymine

チミン
名詞

thymineは、生物の遺伝情報を担うデオキシリボ核酸を構成する4つの主要な塩基の一つです。化学的にはピリミジン誘導体であり、常にアデニンと特異的に結合して二重らせん構造を安定させる役割を持っています。

ウラシルとの決定的な違い

thymineを理解する上で最も重要なのは、リボ核酸に含まれるuracilとの違いです。構造的には非常に似ていますが、thymineuracilにメチル基が一つ加わった形態をしています。このわずかな違いにより、細胞はデオキシリボ核酸の損傷をより正確に検知し、修復することが可能になります。そのため、安定性が求められる長期的な遺伝情報の保存にはthymineが適しており、一時的な伝達を担うリボ核酸ではuracilが使われるという使い分けがなされています。

専門用語としての注意点

日本語の科学文脈では、カタカナでチミンと表記されるのが一般的です。英語の綴りにある th の音は、日本語ではとして定着しています。また、生化学の学習において thymidine という用語が出てきますが、これは塩基である thymine に糖が結合したヌクレオシドを指します。これらは異なる化学物質であるため、混同しないよう注意が必要です。

意味

名詞チミン

デオキシリボ核酸に含まれるピリミジン塩基の一種で、アデニンと対をなして二重らせん構造を形成する物質

The sequence of thymine and other bases determines the genetic code of an organism.

チミンやその他の塩基の配列が、生物の遺伝暗号を決定する。

関連語

Last Updated: July 2, 2026Report an Error