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subscapularis

肩甲下筋
名詞

subscapularisは、肩関節の安定性を維持する回旋筋腱板(ローテーターカフ)を構成する4つの筋肉の一つです。他の3つの筋肉が主に肩関節の外側や上側から支持しているのに対し、この筋肉は肩甲骨の前面から上腕骨へと繋がっており、解剖学的に特異な位置にあります。

機能的な特徴と役割

この筋肉の主な役割は、上腕骨を内側に回転させる内旋動作を行うことです。また、上腕骨頭を関節窩にしっかりと押し付けることで、腕を動かす際の脱臼を防ぎ、関節の安定性を高める重要な役割を担っています。そのため、スポーツによる外傷や加齢に伴う摩耗でこの部位が断裂すると、肩の挙上動作に支障が出たり、関節の不安定感が生じたりします。

臨床的な重要性

医療現場やリハビリテーションにおいて、subscapularisの評価は非常に重要です。特に肩関節鏡視下手術などの外科的処置において、この筋肉の完全性が確認されます。他の回旋筋腱板の筋肉であるsupraspinatus(棘上筋)などが外旋や挙上に関与するのに対し、subscapularisは唯一の内旋筋であるため、リハビリテーションの計画を立てる際には、これらの筋肉の機能的なバランスを考慮することが不可欠です。

意味

名詞肩甲下筋

回旋筋腱板を構成する4つの筋肉の中で最大かつ最強の筋肉であり、肩甲骨の前面に位置し、上腕骨を内旋させる機能を持つこと

The surgeon noted a tear in the subscapularis during the shoulder arthroscopy.

外科医は肩関節鏡視下手術中に肩甲下筋の断裂を確認した。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error