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proton pump

プロトンポンプ
名詞
複数形: proton pumps

proton pumpは、生物学的な文脈では細胞膜に組み込まれたタンパク質を指し、物理化学的な文脈では同様の機能を模倣した人工的なシステムを指します。どちらの場合も、エネルギーを消費して水素イオン(プロトン)を濃度勾配に逆らって輸送するという能動的なプロセスが核心となります。

生物学的機能と人工的システム

生物学においては、胃壁細胞での酸分泌やミトコンドリアでのエネルギー産生など、生命維持に不可欠な役割を担っています。一方で、工学的なアプローチによるproton pumpは、燃料電池や光電化学セルなどのデバイスにおいて、効率的なエネルギー変換や物質輸送を実現するための合成装置として研究されています。

用語の使い分けと注意点

この用語は非常に専門的なため、日常会話で使われることはほとんどありません。医学や生物学の文脈でproton pump inhibitor(プロトンポンプ阻害薬)という言葉が出てきた場合は、胃酸の分泌を抑える薬剤のことを指します。また、単なるpump(ポンプ)とは異なり、分子レベルでのイオン輸送という極めて微視的な現象を指している点に注意してください。

意味

名詞プロトンポンプ

生物学的膜を横切ってプロトン(水素イオン)を能動的に輸送する特殊な膜貫通タンパク質であり、通常はATP加水分解によるエネルギーを利用して電気化学的勾配を作り出すこと

The gastric proton pump is the primary mechanism for secreting hydrochloric acid into the stomach lumen.

胃のプロトンポンプは、胃腔内に塩酸を分泌するための主要な仕組みである。

名詞プロトンポンプ

生物学的なエネルギー回収プロセスを模倣するために、障壁を越えてプロトンを移動させるよう設計された合成装置または電気化学システム

Researchers developed a synthetic proton pump to mimic the energy-harvesting processes found in mitochondria.

研究者たちは、ミトコンドリアに見られるエネルギー回収プロセスを模倣した合成プロトンポンプを開発した。

関連語

Last Updated: July 15, 2026Report an Error