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parietal cell

壁細胞
名詞
複数形: parietal cells

parietal cellは、主に胃の粘膜にある胃腺に分布しており、消化プロセスにおいて極めて重要な役割を果たす細胞です。この細胞の最大の特徴は、強力な酸である塩酸を分泌することであり、これにより胃の中のpH値を著しく下げ、食物中の細菌を殺菌するとともに、タンパク質分解酵素であるペプシノーゲンを活性化させます。

生理的機能と内因子の重要性

塩酸の分泌以外に、parietal cellが担う重要な機能が内因子の分泌です。内因子は、小腸でのビタミンB12の吸収に不可欠なタンパク質であり、この細胞が機能不全に陥ると、悪性貧血などの深刻な血液疾患につながる可能性があります。このように、単なる消化液の分泌だけでなく、栄養吸収という生命維持に直結する役割を併せ持っています。

医学的文脈での関連用語

医学的な文脈では、parietal cellの活動を制御するホルモンや神経伝達物質との関係が重要視されます。例えば、ガストリンやヒスタミンがこの細胞を刺激して酸分泌を促進し、一方でソマトスタチンがそれを抑制します。また、胃潰瘍などの疾患においては、これらの制御メカニズムの乱れや、parietal cellによる過剰な酸分泌が病態の核心となるため、薬理学的なアプローチの主要なターゲットとなります。

意味

名詞壁細胞

胃壁の胃腺に位置し、塩酸と内因子を分泌する特殊な上皮細胞であること

The parietal cell is essential for the digestion of proteins and the absorption of vitamin B12.

壁細胞は、タンパク質の消化とビタミンB12の吸収に不可欠である。

関連語

Last Updated: July 15, 2026Report an Error