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perthite

パーサイト
名詞

perthiteは、地質学における特定の組織構造を指す専門用語です。これは、高温状態で均一な溶液だったアルカリ長石が、冷却過程で不安定になり、成分が分離して異なる長石の層が形成される離溶という現象によって生じます。視覚的には、母岩の中に白い筋や層状の模様が見えるのが特徴です。

地質学的メカニズムと識別

この構造は、主に正長石や微斜長石の中に曹長石が分離して現れることで形成されます。顕微鏡下での観察や、岩石の薄片分析において、これらの層状構造を確認することでperthiteであると特定されます。これは単なる不純物の混入ではなく、結晶内部で化学的な分離が起こった結果であるため、岩石が形成された際の冷却速度や温度履歴を判断する重要な手がかりとなります。

類似概念との区別

似た現象にmyrmekite(虫食い状組織)がありますが、perthiteが長石同士の分離であるのに対し、myrmekiteは長石と石英が複雑に絡み合った組織を指します。また、単に複数の鉱物が混ざっている状態とは異なり、もともと一つの相であったものが分かれたという離溶のプロセスがperthiteの定義における核心となります。

意味

名詞パーサイト

正長石または微斜長石の母岩の中に、曹長石の薄い層からなる離溶構造を持つことを特徴とするアルカリ長石の一種

The geologist identified perthite in the granite sample by observing the distinct white streaks of albite.

地質学者は、花崗岩の試料の中に曹長石のはっきりとした白い筋を観察することで、パーサイトを特定した。

関連語

Last Updated: July 7, 2026Report an Error