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exsolution

離溶
名詞

exsolutionは、地質学や材料科学において、均一な相から別の相が分離して析出する現象を指します。これは単なる化学反応ではなく、温度の低下や圧力の変化によって、もともと溶け込んでいた成分が飽和状態になり、独立した結晶として分離してくる物理的なプロセスです。

析出との違い

一般的に使われるprecipitation(析出)と混同されやすいですが、exsolutionは特に固溶体から別の固相が分離する場合に用いられます。例えば、マグマがゆっくりと冷却される際に、長石などの鉱物内部で特定の成分が分離し、特有の縞模様や微細な粒子を形成する様子などがこれに当たります。

地質学的・化学的な文脈での利用

この用語は、岩石の冷却履歴や化学組成を分析する際に非常に重要です。離溶によって形成された組織を観察することで、その鉱物がどのような温度条件下で形成され、その後どのように冷却されたかという熱履歴を推定することができます。専門的な文脈では、単に成分が分かれることだけでなく、その結果として生じる組織的な特徴(パーサイト組織など)に注目して議論されることが多いです。

意味

名詞離溶

鉱物や化学成分が冷却または圧力変化に伴い、均質な固溶体から分離し、母鉱物の中に独立した結晶や薄層を形成すること

The presence of perthitic textures in feldspars is a classic result of exsolution during slow cooling.

長石に見られるパーサイト組織の存在は、緩慢な冷却過程における離溶の典型的な結果である。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error