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maxilliped

顎脚
名詞
複数形: maxillipeds

maxillipedは、甲殻類に見られる特殊な付属肢を指す専門用語です。もともとは歩行や泳ぎに使うための胸脚でしたが、進化の過程で口の近くに位置し、食物を保持したり口の中へ運んだりするための補助的な器官へと変化しました。そのため、単なる脚ではなく、顎(あご)のような役割を果たす脚という意味合いを持っています。

生物学的機能と構造

この器官は、大顎や小顎といった他の口器と連携して機能します。具体的には、以下のような役割を担っています。
食物をしっかりと掴んで固定する
食物を口の開口部へと押しやる
水流を作り出してプランクトンなどの餌を集める

用語の使い分け

生物学の文脈では、maxillipedを単に脚(leg)と呼ぶことはありません。また、mandible(大顎)やmaxilla(小顎)とは明確に区別されます。mandiblemaxillaが頭部の付属肢であるのに対し、maxillipedは胸部の付属肢が変化したものであるという解剖学的な違いがあるため、専門的な記述ではこの区別が非常に重要になります。

意味

名詞顎脚

甲殻類において、食物を操作するための口器として機能するように変化した胸脚のこと

The crab uses its maxillipeds to push food toward its mandibles.

カニは顎脚を使って食物を大顎の方へ押しやる。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error