interlanguage
interlanguageは、単なる間違いや不完全な言語ではなく、学習者が目標言語を習得する過程で構築する、独自の動的な言語体系を指します。これは母国語の干渉と、目標言語のルールに対する学習者の仮説検証が組み合わさって形成されるため、個々の学習者によって異なる特徴を持ちます。
習得プロセスにおける役割
この概念は、言語習得を正解か不正解かという二分法ではなく、段階的な発展プロセスとして捉える視点を提供します。学習者が特定の誤りを繰り返し行う場合、それは単なる不注意ではなく、その時点でのinterlanguageにおける文法ルールの適用結果であると考えられます。そのため、教育現場ではこの中間言語の分析を通じて、学習者がどのような論理で言語を理解しようとしているかを把握することが重要視されます。
他の概念との違い
pidgin(ピジン)との違い:pidginは異なる言語を話す人々が意思疎通のために即興的に作り出す簡易的な言語ですが、interlanguageは一人の学習者が特定の目標言語を習得しようとする過程で内部的に構築する体系です。
interference(干渉)との関係:母国語の習慣が目標言語に影響を与えるinterferenceは、interlanguageを形成する主要な要因の一つですが、interlanguageはそれだけでなく、目標言語自体のルールを過剰に適用すること(過剰般化)なども含めた包括的な体系を指します。
意味
言語学習者が使用する、母国語でも目標言語でもなく、その両方が混ざり合った発展途上の言語体系のこと
The teacher analyzed the student's interlanguage to identify common grammatical errors.
教師は、共通の文法的な誤りを特定するために、生徒の中間言語を分析した。