multilingualism
multilingualismは、単に複数の言語を話せるという個人の能力だけでなく、社会全体で複数の言語が共存し、機能している状態を指す包括的な概念です。学術的な文脈や政策的な議論で使われることが多く、文化的な多様性や包摂性を象徴するポジティブなニュアンスを含んでいます。
多言語能力と社会的な共存
この言葉は、個人のスキルとしての多言語能力(multilingual capacity)と、地域社会における言語的な共存(societal multilingualism)の両方をカバーします。例えば、ある人が3つの言語を操ることもmultilingualismですし、スイスのように国全体で複数の公用語が使われている状況も同様にmultilingualismと呼ばれます。似た概念にbilingualismがありますが、こちらは特に2つの言語に限定されるため、3つ以上の言語が関わる場合は必ずmultilingualismを使用します。
日本語における概念の混同
日本語では多言語という言葉が単に多くの言語という形容詞的な意味で使われがちですが、英語のmultilingualismは多言語主義という一つの思想や社会的なシステムを指す名詞です。そのため、単に多くの言語が話されているという事実を述べたい場合は many languages are spoken と表現し、社会的な仕組みや能力としての概念を指す場合にのみ multilingualism を使うのが適切です。
意味
個人または共同体が複数の言語を使用して意思疎通できる能力
The prevalence of multilingualism in urban centers facilitates international trade.
都市中心部における多言語主義の普及が、国際貿易を促進している。