drydock
drydockは、船舶の船底や船体外部のメンテナンスを行うための特殊な設備を指します。通常、船をドックに入れてから水を抜き、完全に乾燥した状態で作業を行うため、日本語では乾ドックと呼ばれます。この言葉は名詞として設備そのものを指すだけでなく、動詞として船を修理のためにドックに入れるという動作を表す際にも使われます。
名詞と動詞としての使い分け
名詞として使用される場合は、物理的な施設や場所を指します。一方で動詞として使用される場合は、単に場所へ移動させることだけでなく、そこでの修理や整備という一連のプロセスを含んだ表現になります。
名詞の例:The ship is in drydock.(船は乾ドックに入っている。)
動詞の例:The vessel needs to be drydocked.(その船は乾ドックに入れる必要がある。)
メンテナンスの文脈におけるニュアンスdrydockは、日常的な清掃ではなく、船底に付着した貝や藻の除去、塗装の塗り替え、あるいは深刻な損傷の修理など、水の中では不可能な大規模な整備を行う際に用いられる専門的な用語です。そのため、海事や造船の文脈で非常に頻繁に登場します。似た概念にslipway(船台)がありますが、drydockは水を出し入れできる構造を持つため、より大型の船舶に対応した設備であるという違いがあります。
意味
船の修理や整備を水のない状態で行うために、水をポンプで排出し、乾燥させることができる船渠や水槽のこと
The cruise ship was towed into the drydock for a hull inspection.
クルーズ船は船体の検査のため、乾ドックに曳航された。
修理や整備のために、船や船舶を乾ドックに入れること
The navy decided to drydock the destroyer for three months of essential upgrades.
海軍は、不可欠なアップグレードを行うため、駆逐艦を3か月間乾ドックに入れることを決定した。