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codominant

共優性の
形容詞

codominantは、遺伝学において二つの異なる対立遺伝子が互いに打ち消し合うことなく、どちらの形質も等しく現れる状態を指します。これは、一方の遺伝子がもう一方を完全に抑制するdominant(優性)や、中間的な性質が現れるincomplete dominance(不完全優性)とは明確に区別される概念です。

不完全優性との決定的な違い

混同されやすい概念にincomplete dominanceがありますが、その違いは表現型の現れ方にあります。不完全優性では、赤と白の花を掛け合わせた際にピンク色という中間的な色が生まれます。一方で、codominant(共優性)の場合は、赤と白の両方の斑点や縞模様が同時に現れるように、両方の形質が独立して、かつ完全に発現します。

具体的な適用例

最も代表的な例は、ヒトのAB式血液型です。A型を規定する遺伝子とB型を規定する遺伝子が共優性であるため、どちらか一方が優先されるのではなく、両方の抗原が赤血球の表面に同時に発現し、AB型となります。このように、個々の対立遺伝子がその特性を維持したまま共存している状態を表現する際に用いられます。

意味

形容詞共優性の

ある遺伝子座にある二つの異なる対立遺伝子が、ヘテロ接合体の表現型においてどちらも完全に発現する遺伝形式である状態

The AB blood group in humans is a result of codominant alleles.

ヒトのAB式血液型は、共優性対立遺伝子の結果である。

関連語

Last Updated: July 12, 2026Report an Error