telomerase
テロメラーゼ
名詞
複数形: telomerases
telomeraseは、細胞の寿命を決定づける染色体末端のテロメアを維持する特殊な酵素です。通常、成熟した体細胞ではその活性が低いため、細胞分裂を繰り返すごとにテロメアが短くなり、最終的に細胞分裂が停止します。しかし、この酵素が活性化している細胞は、理論上は無限に分裂し続けることが可能です。
生物学的意義と疾患との関連
この酵素の働きは、生殖細胞や幹細胞などの維持に不可欠ですが、病理的な文脈では特にがん細胞との関連が深く議論されます。多くのがん細胞はtelomeraseを過剰に発現させることで、細胞死を回避し、無限の増殖能を獲得しています。そのため、この酵素の活性を抑制することが、がん治療における重要な戦略の一つとして研究されています。
専門用語としての扱い
この用語は分子生物学や医学の専門領域で使用されるため、日常会話で使われることはほとんどありません。日本語ではそのままカタカナでテロメラーゼと表記され、主に学術論文や医療現場での診断、研究報告などで用いられます。telomere(テロメア)という構造体そのものと、それを伸長させる酵素であるtelomerase(テロメラーゼ)を混同しないよう注意が必要です。
意味
名詞テロメラーゼ
細胞分裂の際に染色体が短くなるのを防ぐため、染色体の末端に反復的なヌクレオチド配列を付け加える酵素のこと
The activity of telomerase is often upregulated in cancer cells to allow for unlimited proliferation.
がん細胞では、無限の増殖を可能にするためにテロメラーゼの活性がしばしば上昇している。
関連語
enzymetelomerechromosomepolymerasenucleotidereplicationsenescenceagingimmortalitycanceroncogenetumorcarcinogencellnucleusgenomegeneticsproteincatalysttemplateextensionelongationshorteningattritionmitosismeiosisapoptosisstem cellgerm cellsomatic cellguaninecytosineadeninethymineuracilbase pairhelixchromatinhistonecentromerebiological clockproliferationregenerationlongevitybiochemistrymolecular biologygenomicsproteomicsphosphorylationactivationinhibitionsubstratecofactorcatalysissynthesisdegradationstabilitymutation