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proteomics

プロテオミクス
名詞

proteomicsは、ゲノム(全遺伝情報)の研究であるgenomicsと対比される概念です。ゲノムが設計図のような静的な情報であるのに対し、プロテオミクスは実際に機能するタンパク質の動的な状態を分析します。これにより、特定の疾患状態でどのタンパク質が増減しているか、あるいはどのように修飾されているかという、より実態に近い生物学的現象を解明することが可能です。

研究の目的と応用

この分野の主な目的は、細胞や組織内で発現している全タンパク質の構成や相互作用を包括的に把握することです。具体的には以下のような応用が期待されています。

バイオマーカーの探索:特定の病気を持つ患者にのみ現れるタンパク質を特定し、診断に役立てること。
創薬ターゲットの特定:薬が作用すべき標的タンパク質を突き止め、効率的な治療薬を開発すること。
シグナル伝達経路の解明:タンパク質同士がどのように情報をやり取りして細胞の挙動を制御しているかを明らかにすること。

ゲノミクスとの決定的な違い

genomicsではDNAの配列を読み取るため、個体間での差は基本的に一定ですが、プロテオミクスが扱うタンパク質は、環境や時間、細胞の状態によって常に変動しています。そのため、proteomicsによる分析は、遺伝子レベルでは分からない今、実際に何が起きているかというリアルタイムの生物学的状態を反映しているという特徴があります。

意味

名詞プロテオミクス

生物体またはシステムによって生成または修飾されるタンパク質の全集合であるプロテオームを大規模に研究すること

Advances in proteomics have allowed researchers to identify specific biomarkers for early cancer detection.

関連語

最終更新日: May 2026誤りを報告する