D
Dicread
HomeDictionaryPproerythroblast

proerythroblast

前赤芽球
名詞
複数形: proerythroblasts

proerythroblastは、骨髄における赤血球生成の出発点となる細胞を指します。この細胞はサイズが大きく、核が大きく、細胞質が濃い青色(好塩基性)を呈するのが特徴です。医学的な文脈では、血液疾患の診断において、この細胞の形態や数を確認することが非常に重要になります。

赤血球分化のプロセス

赤血球の分化過程において、proerythroblastは最も未熟な段階にあります。その後、basophilic erythroblast(好塩基性赤芽球)、polychromatic erythroblast(多染性赤芽球)、orthochromatic erythroblast(正染性赤芽球)へと段階的に変化し、最終的に核を脱落させて成熟した赤血球になります。このように、proerythroblastは赤血球系における根源となる細胞であると言えます。

臨床的な意義と注意点

臨床検査において、proerythroblastが末梢血中に現れたり、骨髄中で異常に増加していたりする場合、急性白血病や重度の貧血などの血液疾患が疑われます。特に、形態に異常がある場合は、悪性腫瘍の指標となることがあります。専門的な診断においては、単なる数だけでなく、核の形状や核小体の有無などの詳細な形態学的観察が不可欠です。

意味

名詞前赤芽球

赤血球系において、最終的に成熟した赤血球へと分化する、最も初期に識別可能な前駆細胞であること

The bone marrow biopsy showed an increase in the number of proerythroblasts.

骨髄生検の結果、前赤芽球の数が増加していることが示された。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error