basophil
好塩基球
名詞
複数形: basophils
医学的な役割と特性
basophilは、白血球の一種である好塩基球を指します。この細胞の最大の特徴は、塩基性色素で染まる大きな顆粒を持っており、その中にヒスタミンやヘパリンといった化学物質を蓄えている点です。主にアレルギー反応や炎症反応に関与しており、体内に異物が侵入した際やアレルギー物質に反応した際に、これらの物質を放出することで炎症を促進させます。
臨床的な文脈での使用
医療現場や生物学の文脈では、血液検査の結果(血球数計算)などで言及されます。通常、白血球全体に占める割合は非常に低いため、数値が異常に高い場合は、特定の疾患やアレルギー状態、あるいは骨髄増殖性疾患などの指標として検討されます。
好塩基球数の増加: basophilia(好塩基球増多症)
血液検査の項目: basophil count(好塩基球数)
用語の構成
この単語は、baso-(塩基性の)と-phil(好む、親和性がある)という要素から成り立っています。これは、顕微鏡観察時に塩基性染料に強く反応して染まる性質に基づいた命名です。日本語の好塩基球という訳語は、この英語の構造をそのまま漢字に置き換えたものです。
意味
名詞好塩基球
塩基性色素で青色または紫色に染まる顆粒を含む顆粒球の一種であり、炎症反応の際にヒスタミンやヘパリンを放出する白血球
"The patient's blood test showed an abnormally high count of basophils."
患者の血液検査で好塩基球数が異常に高く、アレルギー反応が示唆された。