enthalpy change
エンタルピー変化
名詞
複数形: enthalpy changes
enthalpy changeは、化学反応や物理的な状態変化に伴って系が周囲とやり取りする熱量を表す概念です。定圧条件下での熱量に等しいため、実験的に測定可能な値として非常に重要視されます。一般的に、熱を放出する反応は発熱反応、熱を吸収する反応は吸熱反応と呼ばれ、それぞれエンタルピー変化の符号が異なります。
熱力学的な視点と符号の重要性
この用語を扱う際、最も注意すべき点は符号の定義です。系がエネルギーを放出した場合、系のエンタルピーは減少するため、enthalpy changeは負の値(マイナス)として表記されます。逆に、外部から熱を吸収した場合は正の値(プラス)となります。この方向性の区別は、反応が自発的に進むかどうかを判断する重要な指標となります。
内部エネルギーとの違いenthalpy changeは、単なる内部エネルギーの変化(internal energy change)とは異なります。内部エネルギーが系の全エネルギーを指すのに対し、エンタルピーはそれに加えて圧力を維持するために必要なエネルギーを含んでいます。そのため、大気圧下で行われる多くの化学実験においては、内部エネルギーよりもenthalpy changeを用いる方が、実際の熱量測定の結果と一致しやすく、実用的です。
意味
名詞エンタルピー変化
一定圧力下で起こる化学反応または物理的過程において、系によって吸収または放出される熱エネルギーの量のこと
The enthalpy change of the combustion reaction was measured using a calorimeter.
燃焼反応のエンタルピー変化は、熱量計を用いて測定された。
関連語
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