clip
clipは、物理的に何かを固定することから、短く切り取ること、さらには速度や映像の断片まで、非常に幅広い意味を持つ単語です。日本語では文脈に応じて留める 刈り込む 切り抜きなど全く異なる訳語が当てられますが、根底には一部を切り出すまたは端を合わせて固定するという共通の概念があります。
意味の使い分けと注意点
最も一般的な使い方は、書類などを留め具で固定することや、庭の木々を刈り込むことです。また、現代ではデジタルコンテンツの切り抜き映像や音声という名詞としての使い方が非常に一般的です。一方で、at a fast clipのように速い速度でという意味で使われる表現は、日常会話よりもやや文学的な響きや、特定の慣用句的な文脈で現れることが多い点に注意してください。
❌ clipを単に切るという意味で使う場合:cutの方が一般的です。clipは、爪を切る、生け垣を整える、クーポンを切り取るなど、端を切り揃えるあるいは一部を切り出すというニュアンスが強い場合に適しています。
✅ 正しい例: clip a coupon from a newspaper(新聞からクーポンを切り抜く)
カタカナ語との混同について
日本語でクリップと言う場合、多くは事務用の留め具を指しますが、英語のclipはそれだけではありません。特に映像制作の現場などで使われるクリップ(切り抜き映像)は、日本語の事務用品としてのイメージとは全く異なる概念です。また、髪留めのピンなども英語ではhair clipと呼ばれます。日本語のクリップという言葉に引きずられすぎず、文脈が固定なのか切断なのか断片なのかを判断することが重要です。
類義語との違いcutとclipを比較すると、cutは単に切断することを指しますが、clipは目的を持って短く整えたり、特定の箇所を切り出したりする意図が含まれます。また、速度に関する表現ではpaceと似ていますが、clipはより一定の速いテンポで進むという勢いに焦点が当たっています。
Countable when referring to a physical object like a paper clip or a short video segment. Uncountable when referring to the speed of movement in the phrase at a fast clip.
意味
何かを短く切ったり整えたりすること
He clipped the hedge to keep it neat.
彼は生け垣をきれいに保つために刈り込んだ。
留め具を使って物を一緒に固定すること
She clipped the papers together with a metal fastener.
彼女は金属製の留め具で書類をまとめた。
速く安定した速度で移動すること
The runner was clipping along at a great speed.
その走者はかなりの速さで快走していた。
物をまとめて固定するための小さな道具
Put a clip on these documents.
これらの書類に留め具を付けてください。
映画や録音物の中の短い場面
The news showed a clip from the interview.
ニュースではインタビューの切り抜き映像が流れた。
速いペースや速度
The car was moving at a steady clip.
車は一定の速度で走行していた。