book value
book valueは、会計上の記録に基づいた資産の価値を指す用語であり、文脈によって帳簿価額と簿価という二つの異なる概念で使い分けられます。一般的に、個別の資産(機械や建物など)に焦点を当てる場合は、取得した時の価格から価値の減少分を引いた金額を指します。一方で、企業全体の財務状況を評価する場合は、純資産としての価値を指すことが一般的です。
帳簿価額と簿価の使い分け
帳簿価額:個別の固定資産などの価値を指します。例えば、ある設備を100万円で購入し、減価償却が進んで現在の価値が60万円になっている場合、この60万円が帳簿価額となります。
簿価:企業の貸借対照表上の純資産(総資産から負債を引いた額)を指します。投資家が企業の割安さを判断する際に、株価とこの簿価を比較して分析に利用します。
市場価値との対比book valueの最大の特徴は、それが会計上の数値である点です。これは、実際に市場で売却した際に得られる market value(市場価値)とは必ずしも一致しません。例えば、不動産などの資産は、帳簿上の価値よりも実際の市場価格の方がはるかに高くなることがよくあります。このように、会計上の記録である book value と、現実の取引価格である market value の乖離を理解することが、財務分析において非常に重要です。
意味
貸借対照表に記録された資産の価値であり、取得原価から累積減価償却額を差し引いて算出されること
The company sold the equipment for well above its book value.
その会社は設備を帳簿価額を大幅に上回る価格で売却した。
企業の純資産価値であり、総資産から総負債を差し引いて算出されること
Investors often compare the current stock price to the book value to determine if a company is undervalued.
投資家は、企業の価値が過小評価されているかを判断するために、現在の株価を簿価と比較することが多い。