warn
warn は、将来起こりうる危険や不都合な事態をあらかじめ知らせることで、相手に注意を促したり、行動を変えさせたりする際に使われます。日本語では警告するや忠告すると訳されますが、単に情報を伝えるだけでなく、このままでは悪い結果になるという強い警戒心や危機感を伴うのが特徴です。
意味上の使い分けとニュアンス
この単語は、文脈によって危険への警告と行動への忠告という二つの側面を持ちます。
危険への警告: 自然災害や事故の危険など、外部からの脅威について知らせる場合です。例えば、嵐が近づいていることを知らせる際などに使われます。
行動への忠告: 相手の現在の振る舞いが不適切であり、それを正さないと罰則や不利益があることを伝える場合です。例えば、教師が生徒に騒ぎ続けるなら教室から出すぞと伝えるような状況です。
似た意味を持つ caution と比較すると、warn はより切迫感があり、具体的で深刻な結果(怪我、損失、処罰など)が予想される場合に使用されます。一方で caution は、より慎重な行動を促す控えめな注意喚起というニュアンスが強くなります。
注意すべき表現と文法warn を使う際は、誰に何を警告するのかという構造に注意が必要です。特に〜しないように忠告するという場合は、warn someone not to do something という形が頻繁に使われます。
❌ warn to not (不自然な語順です)
✅ warn not to (正しい語順です)
また、warn of や warn about という形を用いて、具体的な危険の内容を提示します。
warn of the danger (危険があることを警告する)
warn about the weather (天候について注意を促す)
意味
起こりうる危険や問題について、あらかじめ誰かに知らせること
I warned him about the icy roads before he left.
彼が出発する前に、私は路面が凍結していることを警告した。
危険であるか、あるいは賢明ではないため、あることをしないよう誰かに助言すること
The doctor warned her against smoking.
医師は彼女に喫煙しないよう忠告した。