rib vault
リブヴォールト
名詞
複数形: rib vaults
rib vaultは、ゴシック建築の象徴的な構造であり、天井の荷重を効率的に分散させるための革新的な手法です。従来のbarrel vault(筒型ヴォールト)やgroin vault(交差ヴォールト)とは異なり、対角線上に石造りのリブ(肋材)を配置することで、屋根の重量を特定の点(柱)に集中させることができます。これにより、壁を薄くし、より高い天井と大きな窓を設けることが可能になりました。
構造的な特徴と利点
この構造の最大の特徴は、骨組みとなるリブが先に構築され、その隙間に軽い石材で充填される点にあります。これにより、建設時の足場が簡略化され、建築期間の短縮と軽量化が実現しました。視覚的には、天井に張り巡らされたリブが上昇感を強調し、聖堂内部に精神的な高揚感とダイナミックな空間演出をもたらします。
建築様式における役割rib vaultの導入は、ロマネスク様式からゴシック様式への移行において決定的な役割を果たしました。リブによって荷重が制御されたため、壁が構造的な支持から解放され、ステンドグラスを用いた広大な開口部を作ることができました。これにより、光に満ちた神聖な空間というゴシック建築の理想が具現化されたのです。
意味
名詞リブヴォールト
ヴォールトの石造りの充填部分を支える、対角線上のアーチ状のリブからなる枠組みで構成された天井または屋根の構造
The cathedral's nave is topped with an intricate rib vault that distributes the weight of the stone roof to the piers.
大聖堂の身廊の頂部には、石造りの屋根の重量を柱に分散させる複雑なリブヴォールトが備わっている。
関連語
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