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periphrasis

回りくどい表現 / 迂言的表現
名詞

periphrasisは、簡潔に言えることをあえて長く、あるいは間接的に表現することを指します。日常会話では、単に回りくどいという否定的なニュアンスで使われることが多いですが、言語学や修辞学の文脈では、特定の意味を明確にしたり、文体上の効果を狙ったりするための意図的な言語構造として扱われます。

回りくどい表現と迂言的表現の使い分け

この単語には、文脈によって大きく分けて二つの側面があります。一つは、相手に直接的な答えを避けたり、不都合なことをぼかしたりするために用いられる回りくどい表現としての側面です。例えば、単純なはいいいえを避け、複雑な言い回しで時間を稼ぐような状況がこれに当たります。

もう一つは、言語学的な迂言的表現としての側面です。これは、ある単語一つで表現できる内容を、あえて複数の単語からなる句に置き換える構造を指します。例えば、英語で未来を表す際に単純な助動詞ではなく be going to という句を用いることは、文法的な機能を持たせるための構造的な選択であり、必ずしも不自然に長いという意味ではありません。

類義語との概念的な違い

circumlocutionという単語も同様に回りくどい言い方を意味しますが、periphrasisの方がより広範な言語学的・修辞学的な概念を含んでいます。circumlocutionは主に言葉を濁す適切な単語が見つからないために言い換えるといった、やや不器用な、あるいは意図的に回避するニュアンスが強い傾向にあります。一方でperiphrasisは、詩的な表現や特定の文法規則に従った形式的な置き換えなど、より体系的な言語操作までをカバーする表現です。

意味

名詞回りくどい表現

考えを伝えるために、直接的な言及を避けたり文体上の効果を狙ったりして、必要以上に長い言い回しを用いること

The politician used periphrasis to avoid giving a straight yes or no answer.

その政治家は、単純な肯定か否定の答えを避けるために回りくどい表現を用いた。

名詞迂言的表現

文法的な時制などを表現するために、ある単語や句をより長い記述的な句に置き換える言語構造のこと

The use of the phrase going to as a future marker is a common example of periphrasis in English.

未来を示す標識として `going to` という句を用いることは、英語における迂言的表現の一般的な例である。

関連語

Last Updated: July 2, 2026Report an Error