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litotes

緩叙法
名詞

litotesは、ある肯定的な概念を直接的に表現するのではなく、その反対の意味を持つ言葉を否定することで、間接的に肯定することを意図する修辞技法です。日本語では緩叙法と呼ばれます。単なる控えめな表現ではなく、あえて遠回しに言うことで、皮肉や強調、あるいは謙遜などのニュアンスを込めるのが特徴です。

意味上のニュアンスと使い分け

この表現の核心は、否定を通じて実際にはそうであるという事実を際立たせることにあります。例えば、ある人が非常に優れた演奏をした際に、not bad(悪くない)と言う場合、それは文字通り悪くないという意味ではなく、非常に良いという肯定的な評価を強調しています。

似た概念に understatement(控えめな表現)がありますが、litotesは必ず否定語(notなど)を用いるという形式的な特徴があります。一方、understatementは否定語を使わずに、単に控えめな言葉を選ぶこと(例:大洪水が起きた際に少し水が溜まっていると言うなど)を含みます。

学習上の注意点と具体例

日本語話者が注意すべき点は、文脈によってこの表現が本心からの謙遜なのか、皮肉な称賛なのかを読み取ることです。文字通りに訳すと意味が弱まってしまいますが、英語の文脈ではしばしば強い肯定の意味を持ちます。

肯定的な強調としての例: \He is not a bad singer\(彼は悪い歌手ではない)
→ 実際には彼はかなり才能があるということを強調しています。
控えめな同意としての例: \It was not a small achievement\(それは小さな達成ではなかった)
それは非常に大きな成果だったという意味になります。

文法的には、形容詞や名詞の前に notno を伴う否定形をとりますが、その意図は常に逆方向の肯定にあることを意識して活用してください。

意味

名詞緩叙法

反対の意味を持つ言葉を否定することで、肯定的な意味を表現する皮肉な控えめ表現の一種

He is not a bad singer, meaning he is actually quite talented.

彼は悪い歌手ではない、つまり実際にはかなり才能があるということだ。

関連語

Last Updated: June 21, 2026Report an Error