monoploid
monoploidは、生物学、特に遺伝学や細胞学において、染色体を1組だけ持っている状態や、そのような細胞・生物を指す専門用語です。通常、多くの高等生物は父親と母親からそれぞれ1組ずつ染色体を受け継ぐ二倍体(diploid)ですが、monoploidはそれが半分しかない状態を指します。
二倍体や倍数体との対比
この用語は、主にdiploid(二倍体)やpolyploid(倍数体)といった他の倍数性を示す用語と対比して使用されます。例えば、植物の育種において、意図的に単倍体(monoploid)を作り出すことで、劣性遺伝形質を顕在化させ、効率的な品種改良を行う手法などが一般的です。
単倍体と半数体の違い
日本語ではmonoploidもhaploidも単倍体と訳されることが多いですが、厳密な学術的文脈では区別されることがあります。haploidは、その種の標準的なゲノムセットの半分である状態(例えば、精子や卵などの配偶子)を指すのに対し、monoploidは単に1セットの染色体を持つという数的な状態に焦点を当てた表現です。そのため、もともと単倍性が標準である生物の場合、その状態はmonoploidであると同時にhaploidでもあります。
意味
染色体を1組だけ持っている状態
The monoploid number of chromosomes in a human cell is twenty-three.
ヒトの細胞における単倍数染色体数は23である。
染色体を1組だけ持つ生物または細胞のこと
The researcher compared the diploid plant with its monoploid counterpart to study gene expression.
研究者は、遺伝子発現を調べるために、二倍体植物とその単倍体の個体を比較した。