karyotype
karyotypeは、生物学や医学の専門的な文脈で使用される用語であり、単に染色体の数だけでなく、その形態や構造を視覚的に整理した状態を指します。臨床現場では、ダウン症候群などの染色体疾患を診断するための決定的な根拠として用いられます。
核型分析のプロセスと目的karyotypeを決定するプロセスであるkaryotyping(核型分析)では、細胞分裂の中期に染色体を停止させ、顕微鏡下で観察可能な状態にします。これにより、以下のような異常を特定することが可能です。
数的な異常:染色体が過剰にある(トリソミー)または不足している(モノソミー)状態。
構造的な異常:染色体の一部が欠失していたり、別の染色体に転座していたりする状態。
専門用語としての注意点
日本語では核型と訳されますが、日常会話で使われる核やタイプという言葉とは全く異なる専門的な意味を持ちます。特に、細胞核そのものを指す nucleus や、遺伝子の特定の配列を指す genotype(遺伝子型)と混同しないよう注意が必要です。karyotypeはあくまで染色体全体の外見上の構成に焦点を当てた概念です。
意味
真核細胞の核にある染色体の数と形態のことで、通常は対にして並べられた染色体の写真画像として示されること
The clinician analyzed the patient's karyotype to check for chromosomal abnormalities.
臨床医は染色体異常を確認するために、患者の核型を分析した。
核型を調製し分析することによって、細胞や生物の染色体構成を決定すること
Researchers will karyotype the fetal cells to screen for trisomy 21.
研究者は、21トリソミーをスクリーニングするために胎児細胞の核型分析を行う。