anaphase
後期
名詞
複数形: anaphases
anaphaseは生物学、特に細胞分裂の過程における非常に専門的な段階を指す用語です。この言葉は、染色体が分離して細胞の両極へ移動するという、動的で決定的なプロセスを表現しています。日常会話で使われることはまずありませんが、医学や生物学の学術的な文脈では不可欠な用語です。
細胞周期における位置づけ
細胞分裂のプロセスは、前期、中期、後期、終期の順で進みます。anaphase(後期)は、metaphase(中期)で中央に並んだ染色体が分かれる直後の段階を指します。この段階での正確な分離が不十分な場合、染色体数の異常(異数性)が生じ、がん細胞の形成や遺伝的疾患の原因となるため、生物学的に極めて重要な局面とされています。
専門用語としての注意点
日本語では単に後期と訳されますが、文脈によって有糸分裂後期か減数分裂後期かを区別する必要があります。また、一般的な時間軸としての後期(late stage)と混同しないよう注意してください。学術論文や教科書では、anaphaseという英語表記または後期という専門用語として、細胞周期の特定のフェーズを指して使用されます。
意味
名詞後期
有糸分裂または減数分裂の第二段階であり、姉妹染色分体または相同染色体が細胞の反対側の極に向かって引き離される時期
The cell enters anaphase once the spindle fibers begin shortening to separate the genetic material.
紡錘糸が短くなり始めて遺伝物質を分離させると、細胞は後期に入る。