indifference curve
indifference curve(無差別曲線)は、ミクロ経済学における消費者行動理論の根幹を成す概念です。この曲線上のどの点を選んでも、消費者が得られる満足度(効用)が等しいため、消費者はどの組み合わせに対しても無差別であるという状態を表します。一般的に、曲線が原点に向かって凸の形状をしているのは、ある財を多く持つほど、その財をさらに追加で得ることによる満足度の増加分が減少するという限界代替率逓減の法則を反映しています。
効用最大化の視点
実務的な分析では、この無差別曲線と、消費者が予算内で購入可能な組み合わせを示す予算線を組み合わせて考えます。予算線と無差別曲線が接する点こそが、限られた予算の中で最も高い満足感を得られる効用最大化点となります。これにより、消費者がどのように財の配分を決定するのかを数学的に説明することが可能です。
類似概念との違いindifference curveは、個人の主観的な好みを表すものであるため、客観的な価格や数量のみを示すbudget line(予算線)とは明確に区別されます。また、marginal rate of substitution(限界代替率)は、この無差別曲線の接線の傾きとして定義され、ある財をもう一つの財で置き換える際に、満足度を維持するために必要な交換比率を示します。
意味
消費者が同じレベルの効用または満足感を得られる、二つの財の異なる組み合わせを示すグラフのこと
The economist plotted the indifference curve to demonstrate the trade-off between apples and oranges for the consumer.
経済学者は、消費者にとってのリンゴとオレンジのトレードオフを証明するために、無差別曲線をプロットした。