fuss
fussは、本来は重要ではない些細なことに対して、必要以上にエネルギーを費やしたり、感情的に反応したりする様子を表します。単なる心配よりも、周囲から見て騒がしいあるいは大げさであるというニュアンスが強く、しばしば否定的な文脈で使われます。一方で、愛情からくる過剰な配慮(可愛がり)を指す場合もあり、文脈によって煩わしさと親愛のどちらに寄るかが決まります。
類義語との使い分けworryが内面的な不安や心配に焦点を当てるのに対し、fussは外に現れる行動や騒ぎに重点を置きます。例えば、誰かが静かに悩んでいる場合はworryを使いますが、あちこち動き回ったり、何度も同じ不満を口にしたりして周囲を疲れさせる様子はfussが最適です。また、panicが恐怖による制御不能な状態を指すのに対し、fussは神経質に細部へこだわりすぎる、あるいは不必要に慌てるという、より日常的な大騒ぎを表現します。
日本語への翻訳における注意点
日本語では文脈に応じて大騒ぎする うじうじする あれこれ悩むなど多様な訳語が当てられます。特に注意が必要なのは、相手への過剰な配慮を指す場合です。これを単に心配すると訳すと、fussが持つやりすぎであるというニュアンスが消えてしまいます。例えば、子供に対して過保護に振る舞う様子は可愛がりすぎて大騒ぎするといった、少し過剰なニュアンスを含めて表現することが適切です。
意味
些細なことに対して、不必要に興奮したり、慌ただしく動いたり、心配したりする状態
They made a great fuss about the small scratch on the car.
彼らは車の小さなひっかき傷について大騒ぎした。
誰かに対して向けられる、過度な注目や配慮の表現
The baby received a lot of fuss from her grandparents.
その赤ちゃんは祖父母からたくさんの可愛がりを受けた。
誰かや何かに対して、しばしば相手に煩わしく感じられるほど過剰な心配や関心を示すこと
Stop fussing over me, I can dress myself.
私のことでうじうじするのはやめて。服くらい自分で着られるよ。
神経質に、あるいは動揺した様子で、何かについて心配したり不満を言ったりすること
She spent the whole morning fussing about the seating arrangement for the dinner party.
彼女はディナーパーティーの座席順について、午前中ずっとあれこれ悩んでいた。