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epiblast

上胚葉
名詞
複数形: epiblasts

epiblastは、哺乳類の初期胚発生において極めて重要な役割を果たす細胞層です。胚盤胞の内細胞塊から分化したこの層は、後の原腸形成を通じて、身体のすべての組織の基となる三胚葉(外胚葉、中胚葉、内胚葉)へと分化します。そのため、発生生物学においては万能性の源としての文脈で語られることが多い用語です。

発生過程における役割

epiblastは単なる構造的な層ではなく、ダイナミックな細胞移動の起点となります。原腸形成期になると、epiblastの細胞が原条に向かって移動し、内部へと潜り込むことで、内胚葉と中胚葉が形成されます。この過程を経て、最終的に表面に残ったepiblastの細胞が外胚葉となります。

用語の使い分けと注意点

専門的な文脈では、hypoblast(下胚葉)との対比で用いられます。hypoblastが主に胚外組織(卵黄嚢など)を形成するのに対し、epiblastは胚本体を形成するという決定的な違いがあります。また、臨床的な再生医療や幹細胞研究の分野では、epiblastの状態にある細胞が持つ分化能(pluripotency)に注目して議論されることが一般的です。

意味

名詞上胚葉

原腸形成期に胚の三胚葉を形成する、胚盤胞の内細胞塊の上層にある細胞層のこと

The epiblast cells migrate to form the endoderm and mesoderm.

上胚葉細胞が移動し、内胚葉と中胚葉を形成する。

関連語

Last Updated: July 12, 2026Report an Error