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enjambment

行跨ぎ
名詞
複数形: enjambments

enjambmentは、詩の形式において意図的に文法的な区切りを無視し、意味のまとまりを行を越えて継続させる技法です。通常、詩の一行の終わりには自然な休止(ポーズ)が置かれますが、この技法を用いることで読者の視線を次行へと急がせ、リズムに緊張感や流動性を与えることができます。

表現上の効果と意図

この技法は、単なる形式的な選択ではなく、詩的な感情や心理状態を表現するために使われます。例えば、急いでいる様子や不安感、あるいは絶え間なく流れる思考などを表現する場合に非常に有効です。行の終わりで読者の期待を裏切り、次の行で新しい情報や意外な展開を提示することで、詩にダイナミズムを生み出します。

他の技法との対比

end-stopped line(行末停止)とは対照的な概念です。end-stopped lineが一行の終わりに句読点を置き、完結した意味や静止した感覚を与えるのに対し、enjambmentは境界線を曖昧にすることで、読者を物語や感情の流れの中に能動的に引き込む効果があります。

意味

名詞行跨ぎ

詩において、句読点による休止を置かずに、一行の終わりから次の行へと文章が継続すること

The poet uses enjambment to create a sense of urgency and forward motion in the verse.

その詩人は、詩節に切迫感と前進する動きを生み出すために行跨ぎを用いている。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error