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dermatan sulfate

デルマタン硫酸
名詞

dermatan sulfateは、主に皮膚、血管壁、心臓弁などの結合組織に豊富に含まれるグリコサミノグリカンの一種です。生体内でコラーゲン繊維と相互作用し、組織の構造的な完全性を維持する重要な役割を担っています。特に血管の弾力性や組織の修復プロセスにおいて不可欠な成分であり、医学や生化学の専門的な文脈で使用される用語です。

化学的構造と特徴

この物質の最大の特徴は、その構成成分であるN-アセチルガラクトサミンがエピマー化してイドロン酸に変化している点にあります。これにより、他のグリコサミノグリカンとは異なる特有の立体構造を持ち、特定のタンパク質との結合能が高まります。研究においては、組織の老化や炎症、あるいは心臓弁の疾患に伴う組成変化を分析する際の指標として頻繁に言及されます。

類似物質との区別

chondroitin sulfate(コンドロイチン硫酸)と構造的に非常に似ていますが、前述のエピマー化の有無によって区別されます。どちらも硫酸基を持つ多糖類であり、日本語ではどちらも硫酸という言葉を用いて訳されますが、生化学的な機能や分布する組織には明確な違いがあります。そのため、学術論文や診断報告書では、これらを厳密に使い分ける必要があります。

意味

名詞デルマタン硫酸

皮膚、血管、心臓弁に存在するグリコサミノグリカンの一種で、高度に硫酸基が結合したN-アセチルガラクトサミンとグルクロン酸(一部はイドロン酸にエピマー化している)の二糖単位が繰り返される構造を持つこと

The researchers analyzed the concentration of dermatan sulfate in the damaged heart valve tissue.

研究者たちは、損傷した心臓弁組織におけるデルマタン硫酸の濃度を分析した。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error