cue
cueは主に、ある特定の行動を開始させるためのきっかけや合図を指します。特に演劇や放送業界では、俳優が台詞を言い始めるタイミングや、照明・音響の切り替えタイミングを指す専門用語として不可欠な言葉です。日常会話では、相手の言動から何かを察するためのヒントや手がかりという意味でも頻繁に使われます。
カタカナ語としての注意点
日本語でもキューという言葉が使われますが、主に舞台演出や映像制作などの専門的な文脈に限定されています。日常的な場面で合図やきっかけと言いたい場合に、不自然にカタカナでキューを出すと言うと、業界人のような響きになります。文脈に応じて合図やサインと訳し分けるのが自然です。
また、ビリヤードで使用する棒(キュー)という物理的な意味もありますが、文脈によって合図か道具かが明確に分かれるため、混同されることは稀です。
類義語との使い分けsignalやhintとの違いに注意してください。
cue: 特定の動作を今だ!と開始させるための具体的なトリガー(引き金)としての合図を指します。例:give a cue(合図を送る)
signal: より広義の信号や標識を指し、交通信号や軍事的な通信など、あらかじめ決められた形式的な合図を含みます。
hint: 答えを直接教えず、間接的に気づかせるためのヒントです。cueが行動の開始を促すのに対し、hintは思考や理解を促します。
実用的な表現
正しい使い方: take a cue from someone(誰かのやり方を参考にする/誰かの合図に従う)
誤用しやすい例: 相手にさりげなく何かを気づかせたい時に give a cue を使うと、(台本にあるように)特定の動作を開始させる合図を出すというニュアンスになり、不自然です。この場合は give a hint を使うのが適切です。
意味
誰かに何かをさせたり、特定の動作を開始させたりするための、言葉や身振りなどの信号
The actor waited for his cue to enter the stage.
俳優は舞台に登場するための合図を待った。
ビリヤードやプールなどのゲームで、球を突くために使用される先細りの長い木の棒
He carefully chalked the tip of his cue before taking the shot.
彼はショットを打つ前に、キューの先に慎重にチョークを塗った。
誰かに特定の動作を開始させたり、台詞を言わせたりするための信号を出すこと
The floor manager cued the presenter to start the introduction.
フロアマネージャーは司会者に導入部分を始めるよう合図を送った。