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austenite

オーステナイト
名詞

austeniteは、主に鉄鋼材料の熱処理や材料科学の文脈で使用される専門用語です。これは鉄の結晶構造の一つである面心立方格子(FCC)を持つ相を指し、特定の温度域で安定して存在します。一般的に、炭素鋼を高温に加熱した際に現れる組織であり、この状態から急冷させることで、非常に硬い組織であるマルテンサイトへと変化させることができます。

材料特性と相変態

この組織の最大の特徴は、非磁性であることと、炭素を多く固溶できる能力が高いことです。工業的には、鋼の硬度や強度を制御するための熱処理プロセスにおいて極めて重要な役割を果たします。例えば、焼入れという工程では、一度austeniteの状態にした鋼を急速に冷却することで、材料の機械的性質を劇的に変化させます。

実務上の留意点

専門的な文脈では、単に組織の名前としてだけでなく、その相の状態(オーステナイト化など)を指して使われます。また、常温でも安定して存在する特殊な合金鋼の場合は、オーステナイティックステンレス鋼のように、材料の名称の一部として組み込まれることが一般的です。

意味

名詞オーステナイト

特定の鋼や合金において高温で安定な、ガンマ鉄中の炭素の非磁性固溶体であること

The steel was heated to a temperature where the structure became primarily austenite.

鋼は、組織が主にオーステナイトになる温度まで加熱された。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error