remind
remind は、忘れていたことを思い出させたり、あるものが別のものを連想させたりする際に使われる動詞です。日本語ではどちらも思い出させると訳されることが多いですが、英語では記憶の喚起と類似性の連想という二つの異なる文脈で使い分けられます。
記憶の喚起と注意喚起
相手が忘れていることや、これからすべき義務について気づかせる場合に使用します。この意味では remind someone to do(人に〜することを思い出させる)や remind someone of something(人に〜のことを思い出させる)という形が一般的です。
❌ Remember me to call the doctor.(私に医師に電話することを覚えておいてください、という不自然な意味になります)
✅ Remind me to call the doctor.(医師に電話することを忘れないように教えてください)
類似性による連想
ある人や物の外見、雰囲気、特徴が、別の誰かや何かと似ていて、それを自然と思い起こさせる場合に使用します。この場合は必ず remind someone of someone/something という形をとります。
You remind me of your father.(あなたが笑うと、お父さんを思い出させます/お父さんに似ていますね)
注意すべき混同
日本語学習者が最も間違いやすいのが remember との混同です。remember は主語自身が覚えている 思い出すという内部的な記憶プロセスを指しますが、remind は外部からの刺激によって(誰かに)思い出させるという働きかけを指します。
I remember the date.(私はその日付を覚えている)
Please remind me of the date.(その日付を忘れないように教えてください)
意味
誰かに何かを思い出させたり、事実や義務を気づかせたりすること
Please remind me to call the doctor tomorrow.
明日、医師に電話することを忘れないように教えてください。
外見や性格が似ているため、誰かに別の人物や物を思い起こさせること
You remind me of your father when you smile.
あなたが笑うと、お父さんを思い出させます。