forget
forget は、単に記憶から消えることだけでなく、すべきことをし忘れたり、物を置き忘れたりする場合など、幅広い忘却の状態を指します。日本語では文脈に応じて忘れる し忘れる 置き忘れると使い分けますが、英語ではすべて forget で表現されます。
記憶の喪失と不注意な忘却
この単語は、大きく分けて二つのニュアンスを持ちます。一つは、過去の経験や知識など、記憶していた情報が時間の経過とともに失われる状態です。もう一つは、鍵をかけることや持ち物を持つことなど、特定の行動や義務を不注意に怠る状態です。
記憶の喪失: I forgot his name.(彼の名前を忘れました)
行動の忘却: I forgot to lock the door.(ドアに鍵をかけるのをし忘れました)
物の置き忘れ: I forgot my umbrella on the train.(電車に傘を置き忘れました)
混同しやすい表現との違い
特に forget と leave の使い分けに注意が必要です。どちらも置き忘れると訳されることがありますが、視点が異なります。
forget は持ってくることを忘れたという記憶・意識に重点が置かれます。そのため、場所を具体的に指定せずに I forgot my wallet. と言うことができます。
leave はある場所に置いてきたという物理的な位置に重点が置かれます。したがって、I left my wallet at home. のように、必ず場所を伴って使用します。
また、remember との対比で考えると分かりやすくなります。remember to do が忘れずに〜するであるのに対し、forget to do は〜し忘れるという対照的な関係になります。
意味
情報や特定の事実を思い出せなくなること
I forgot my password again.
またパスワードを忘れました。
必要な物をある場所に持ってくるのを忘れたり、置いてきたりすること
He forgot his umbrella on the train.
彼は電車に傘を置き忘れました。
計画していた作業や義務を遂行し忘れること
She forgot to lock the front door.
彼女は玄関のドアに鍵をかけるのを忘れました。
時間の経過とともに記憶を失ったり、あることについて考えなくなること
As he aged, he began to forget the details of his childhood.
年を取るにつれて、彼は子供時代の詳細を忘れ始めました。