overall
overallは、個別の詳細ではなく、全体的な視点から物事を捉える際に非常に便利な言葉です。文脈によって、形容詞として全体のという意味で使われる場合と、副詞的に概してという意味で使われる場合があります。どちらの場合も、細かい部分を切り捨てて、包括的な結論や状況を述べるというニュアンスが含まれています。
形容詞と副詞の使い分け
形容詞として使う場合は、overall cost(全体の費用)やoverall impression(全体の印象)のように、名詞の前に置いてその範囲が全体に及ぶことを示します。一方で、文頭や文末に置いてOverall, the project was a success.(概して、そのプロジェクトは大成功だった)とする場合は、個別の問題点などはあったものの、最終的な判断としては成功だったというまとめの役割を果たします。似た意味のgeneralは一般的なという普遍性に重点が置かれますが、overallはすべてを合算したという包括的な視点が強いのが特徴です。
カタカナ語としての注意点
日本語でオーバーオールと言う場合、多くは作業着の一種である衣服を指します。しかし、英語のoverallをそのままカタカナにしてオーバーオールな視点のように使うことはありません。ビジネスシーンなどで全体的なと言いたい場合は、日本語の全体のや全般的なという言葉を使うのが自然です。また、衣服としてのoverallは、英語では通常overallsと複数形で表記される点にも注意してください。
Countable when referring to a specific piece of protective clothing worn by a worker. Uncountable when referring to the general concept of a total sum or a comprehensive view.
意味
あらゆる要素を考慮に入れた、またはすべての部分を含む状態
The overall cost of the renovation was higher than expected.
リフォームの全体の費用は予想よりも高かった。
全般的に、またはすべてを考慮して
Overall, the performance was a great success.
概して、その公演は大成功だった。
服を汚さないよう、他の服の上に着用する胸当てとストラップ付きのズボン
The gardener wore a blue overall to keep his clothes clean.
庭師は服を清潔に保つため、青いオーバーオールを着用していた。