last mile
last mileは、もともと通信業界で使われていた用語ですが、現在は物流や交通インフラなど、幅広い分野で最終区間を指す言葉として定着しています。物理的な距離としての1マイルを指すのではなく、サービス提供者がユーザーに届けるまでの最後の接点という概念的な意味合いが強い表現です。
物流と通信における文脈の違い
物流の文脈では、配送センターから顧客の玄関先までという、配送プロセスにおける最終区間を指します。この区間は配送コストが最も高く、効率化が難しいため、配送業界では最大の課題とされています。
一方で通信の文脈では、基幹ネットワークから個々の家庭や事業所までを接続する最終区間を指します。光ファイバーの敷設など、インフラ整備において最も費用と時間がかかる部分であるため、同様に重要な課題として扱われます。
概念的な広がりと活用
最近では、公共交通機関の駅から目的地までを補完する移動手段(シェアサイクルや電動キックボードなど)を指して、交通分野でもこの言葉が使われるようになっています。単なる距離の単位ではなく、ユーザー体験を完結させるための最後のハードルを解消するという戦略的な視点を含む言葉です。
意味
配送プロセスにおける最終区間。具体的には、地域の配送拠点から最終目的地まで製品やサービスを運ぶこと
The company is investing in drones to solve the last mile delivery problem.
その企業は、ラストワンマイルの配送問題を解決するためにドローンに投資している。
通信事業者のインフラからエンドユーザーの自宅や事業所までを接続する、通信ネットワークの最終区間
The cost of the last mile is often the most expensive part of deploying fiber-optic internet.
ラストワンマイルのコストは、光ファイバーインターネットを導入する際に最も費用がかかる部分であることが多い。