labour
labourは、単なる仕事ではなく、特に身体的な負担や多大な努力を伴う激しい肉体労働というニュアンスを強く持っています。日常的な事務作業や軽い仕事には work や job を使いますが、建設現場での作業や農作業のように、汗を流して心身を消耗させる活動を指す場合にこの単語が選ばれます。
また、出産時の分娩や陣痛という非常に特殊な文脈でも使われます。これは、出産というプロセスが極めて激しい身体的努力を伴うためです。
意味の広がりと使い分け
この単語は、個人の活動だけでなく、社会的な集団としての労働者や労働組合を指す際にも用いられます。政治的・経済的な文脈で、資本家(capital)に対する対比としての労働力を表現する場合に一般的です。
比喩的な表現として、labour of love というフレーズがありますが、これは報酬のためではなく、純粋な愛情や情熱に基づいて心血を注ぐ活動を意味します。また、物理的に困難な道を苦労して進む様子を表現する際にも使われます。
注意すべき点
日本語で労働と言うと、単に働くこと全般を指しますが、英語の labour はより苦労や労力という側面が強調されます。そのため、単に私は会社で働いていますと言いたい時に I labour at a company と言うと、まるで過酷な強制労働に従事しているかのような不自然な響きになります。通常は I work at a company と表現するのが適切です。
❌ I labour every day. (毎日過酷な肉体労働に喘いでいるというニュアンスになりすぎる)
自然な表現: I work every day. (毎日働いている)
綴りの違いについてlabour はイギリス英語の綴りであり、アメリカ英語では labor と綴られます。意味に違いはありませんが、文書を作成する際はどちらの表記に統一するか注意してください。
Uncountable when referring to general hard work or the working class. Countable when referring to the specific process of childbirth (e.g., a long labour).
意味
仕事、特に激しい肉体労働
The construction of the pyramids required a vast amount of manual labour.
ピラミッドの建設には膨大な量の肉体労働が必要だった。
子供が出産されるまでの過程
She was in labour for twelve hours before the baby was born.
彼女は赤ちゃんが生まれるまで12時間陣痛に耐えた。
社会階級または集団としての労働者
The government is negotiating with organised labour to prevent a strike.
政府はストライキを防ぐため、組織化された労働組合と交渉している。
何かを達成したり作り出したりするために懸命に働くこと、または多大な努力を払うこと
He laboured over the manuscript for three years before publishing it.
彼は原稿を出版するまで3年間、心血を注いで書き上げた。
懸命に働くこと、または困難や努力を伴って移動すること
The exhausted climber laboured up the steep mountain slope.
疲れ果てた登山者は、険しい山の斜面を苦労して登った。